安直に外資コンサル目指すのは考え直してほしいという話

どうもかっこよくなりたい亮です。

最近は就活も多様性が見え、昔はニッチな選択肢でしかなかったコンサルを第一志望に置く人も少なくないとは思いますが、

就活生、または第二新卒等でかっこいいという理由から外資コンサルに入ろうと考えている方へ、

若手外資コンサルタントの私から、「それってしっかり考えた上で言ってる?本当に後悔しない?」

というメッセージを込め、よくある志望理由と実際とのギャップについて書きたいと思います。

(入社してあまり経っていない、若輩者の意見ですが、周りも同じようなことを思っていると聞いているので、信ぴょう性はあると思います。)

給料がいい

こちら会社によりけりですが、個人的には一番ヤバいな志望理由だと思っています。

理由は給料は良くないからです。もちろん何と比べているかによりますが、

外コンに入ろう!と思っている方は少なくともその他の名だたる大手企業に受かる力はあると思います。

その中で給料がいい!と思っている

実際の時間あたり給料では商社・デベロッパー等の方が圧倒的に上です。

ではなぜ、「コンサルは給料が良い」という噂がまことしやかに囁かれるのか?

それはコンサルの多くが「みなし残業制度」を取っているからです。

「みなし残業制度」の詳細は検索してほしいのですが、簡単に言うと、ある一定の残業時間を行うと仮定し、残業代を給料にあらかじめ組み込んでしまうという制度です。

つまりそのみなし残業時間以内であれば、いくら残業しても残業代は出ません。みなし残業制度を取っている企業は、基本給が高く見えますが、表面上高く見えるだけで、残業を行っている他企業と大差はないのです。

また勤務10年目等になると、日系最大手は大きな失敗さえ無ければ順当に1000万プレイヤーになれますが、

コンサルの場合はマネージャーにならなければ、1000万は越えず、またマネージャーになれるのは新卒入社した社員の3割にも満たないです。
(一部戦略コンサルファームを除く)

といったところで、コンサルがいかに給料で選ぶ職業ではないことが分かってもらえたでしょうか。

厳しい環境で若いうちから成長できる

これもよくありますね。意識高い系じゃなくて、本当に意識高い人たちです。

ただこの理由にもちょっと待ってもらいたいポイントが。

成長はできると思うんだけど、ボロボロに働かされて体やメンタルを壊すリスクも考えてますか?っていうところです。

成長っていう言葉はプラスイメージしか持ってないと思うんだけど、成長の裏には辛い経験があるわけであって、

それを高密度で行う可能性が高いのが外コンだから、打たれ強い人間じゃないとそういった経験を挫折無く得るのは厳しいと思います。

体やメンタルを壊してしまうと、なかなか復帰できないし、1年未満で会社辞めちゃったってなったら、
社会的にもリスク人材だと思われてしまい、外コン出身であろうが働き口が狭くなってしまうというリスクがあります。

こと就活においてはそういうリスクって語られないなあっていうのが印象です。

グローバルに働ける

これもよくあると思います。まあ外資だからね。グローバルに働けるっていう理由はあって当然でしょう。

ただ「グローバルに働ける」の定義が人によって違うから、そこは認識を合わせたほうがいいなっていうのが意見です。

「日本で英語等を使って働く」という動機なら、他の業種より多いでしょう。リサーチ業務とか、英語で資料を作るとか。

しかし「欧米諸国へ飛び回って働きたい!」と思っているのであれば、それはちょっと夢を膨らませすぎでしょうか。

海外に飛んで…というケースはほとんどが日本の製造業の工場があるアジア諸国です。きれいな街並みでスタイリッシュに働く、、、なんてこと以外のケースが多いですよってことです。

さらに言ってしまえば、新卒でまだ仕事の知見も少ない人間に対し、高い航空券代を払うこと自体が少ないです。

海外に毎週飛んで仕事をするというプロジェクトに就ける確率は低く、それ狙いで会社に入るのはあまりにも無謀な印象です。

多分働いたほうがいい

上記のようなミスマッチが起こるのは、きちんと会社の実情について調べず、更に「俺/私はこんな人間なんだろうな~~~だからこんな会社に入るべきなんだろうな~~~~」というのを妄想レベルで語っているから。

もちろんESや面接では実体験に結び付けて志望動機やらを喋るんだろうけど、あれは会社に合った志望動機を作れるか・喋れるかという儀式をできるか試されているだけであって、本質的な志望動機ではないと思います。。

会社のリアルな意見に関しては、Vokersとかを見ればたくさん書いてあるし、OB訪問等でも聞けるし。

もちろん会社の採用の一環であれば悪いことは言えないだろうから、腹を割って話してくれる人を探しましょう。

また本当に働くってなった時に自分が何を感じるかという点に関しては、実際長期インターン等で働いて、やっとわかるものだと思います。。

外コンに「かっこいいしなあ」とか「モテそうだなあ」とかいう理由で入ろうとしてる人は、もっかい深く考えて、いろんな人の話を聞いてみてください。